ベビー服は、赤ちゃんが活発に動き回るようになるまでに着せる服です。基本的には、赤ちゃんの動きを邪魔しないような作りになっています。特に新生児期の赤ちゃんの足は広がった形なので、ベビー服はそれを圧迫しないように、末広がりに作られています。また、ほとんどのベビー服が、おむつの交換が簡単にできるようになっています。ワンピーススカートのようになっていたり、スナップフィットで簡単に開けられるようになっていたりするものが多いです。そして、長さや形状は色々あり、赤ちゃんが足を動かす度合いや、上から着せる服などに合わせやすいです。
ベビー服で使用される素材は、基本的には綿100%で、様々な織り方によって質感が変えられています。敢えて粗めに織られたガーゼは通気性が高く、吸汗性にも優れています。その他にもゴムに近い弾力性を持ったフライスや、タオルのような表面に仕上げるパイルなど、色々な種類があります。それらの種類を、季節や赤ちゃんの成長度合いに合わせて使い分けることで、赤ちゃんが快適に過ごせます。違いは織り方のみで、基本は肌に優しい綿なので、正しい種類を選択すれば、赤ちゃんの肌に負担を与えることはまずありません。